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Technical Review e-Book 論文要旨

新型LEGENDの開発

Honda R&D Technical Review Vol.16 No.2 収録

要旨

セダン市場が縮小化している中で,セダンに与えるべき新たな価値の創造が求められている.9年ぶりにフルモデルチェンジを迎え,Hondaの最上級セダンブランドの構築を狙いとし,高級セダンとしての魅力を備えた2005年モデル新型 LEGENDを開発した.
軽量コンパクトでありながら動力性能に優れるエンジン,徹底した軽量化技術に加えて,運動性能を飛躍的に高めるSH-AWDなどの新技術搭載によって,走り性能と燃費性能を両立させた車に仕上げた.また,夜間走行時の安全性を高めるiNVS,AFSなどの運転支援技術と衝突時の被害を軽減する安全装備の充実など最新の先進技術を積極的に採用した.室内空間の広さと五感に訴える機能主義インテリアデザインに走行時の静粛性を加えることで,上質で心地よい空間を乗員に提供することができた.
その結果,「高級車としての質感」と「運転する楽しさ」を兼ね備えた新しい価値と魅力をもったHondaの最上級スポーツセダンとして開発することができた.

参考文献

(1)吉本毅,田口義徳:コンパチビリティ対応ボディ,自動車技術会春季学術講演会前刷集,No.45-04, p.11-14 (2004)
(2)林登,安藤克利,柏木正和:LEGEND用アルミフードの開発,HONDA R&D Technical Review, Vol.16, No.2, p.17-22
(3)浅沼信吉,川合誠,高橋昭夫,辻孝之:ホンダ ASV-2の紹介(乗用車),HONDA R&D Technical Review, Vol.12, No.2, p.1-8
(4)辻孝之,服部弘,渡辺正人,長岡伸治:ナイトビジョンシステムの開発,HONDA R&D Technical Review, Vol.13, No.1, p.151-158
(5)国井力也,岩崎明裕,渥美淑弘,森淳:四輪駆動力自在制御システム(SH-AWD)の開発,Honda R&D Technical Review Vol.16, No.2, p.9-16
(6)福地文亮,矢羽々孝憲,秋山浩,小川努,岩崎晴之,堀出:熱間バルジと高真空ダイカストを用いたアルミサブフレームの開発,HONDA R&D Technical Review Vol.16, No.2, p.23-30
(7)樋口実,種田和宏,芝端康二,皆川正明:ばね上挙動が車両運動性能に与える影響(第1報),自動車技術会論文集Vol.33, No.4, p.121-126
(8)Teruo,M., Uemura,H.: On Development of Vehicle Dynamics by Means of a Digital Computer, SAE paper690233, p.987-999(1969)
(9)二宮次郎,皆川正明,織本幸弘,中原淳:実走中に路面からタイヤに伝達される力の実測技術とその応用例,Honda R&D Technical Review Vol.9, p.148-155(1997)
(10)見坐地一人,多田寛子,山下剛,古株真一,田中秀典,腰越昭三:自動車用ハイブリッドSEAモデル化技術の開発,自動車技術会春季学術講演会前刷集,No.72-04,p.13-18(2004)

著者(所属)

渡辺 正博(和光研究所)、瀧田 正文(和光研究所)、福田 順一(和光研究所)、中村 武文(和光研究所)、奥 康徳(和光研究所)、根本 昭一(和光研究所)

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