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Technical Review e-Book 論文要旨

マルチボディダイナミクスを用いた補機ベルト挙動シミュレーション

Honda R&D Technical Review Vol.18 No.1 収録

要旨

補機ベルトのスリップと弦振動予測を目的としたシミュレーション手法を考案した.これらの現象を再現するため,マルチボディダイナミクスシミュレーションを用いベルトを有限個のバネマスに置き換えたセクションバイセクションモデルで補機ベルトのモデル化をおこなった.ベルトは進行方向およびこれと垂直方向に振動できるモデルとし,プーリとベルト間に摩擦接触要素を定義した.摩擦係数はスティックスリップを予測できるよう滑り速度に対し可変とした.これらの手法でベルトのスリップ量と弦振動振幅を精度よくシミュレートすることが可能となり設計段階で最適なベルトレイアウトを見出すことが可能となった.

参考文献

(1)Hwang, S.J., Perkins, N.C.: Super Critical Stability of an Axially Moving Beam Part 1, Journal of Sound and Vibration, No.154(3), p.381-396(1992)
(2)Pellicano,F., Vestroni, F., Fregolent, A. : Experimental and Theoretical Analysis of a Power Transmission Belt, ASME2000 Vibration and Control of Continuous Systems, Vol.107, p.71-78(2000)
(3)Hwang, S.J., Perkins, N.C., Ulsoy, A.G.: Rotational Response and Slip Prediction of Serpentine Belt Drive Systems, Journal of Vibration and Acoustics, Vol.116, No.1, p.71-78(1994)
(4)栗栖 徹:エンジン補機Vベルトスリップ挙動シミュレーション,自動車技術会学術講演会前刷集,No.976, p.173-176(1997)
(5)Sopouch, M., Takagishi, H., Yoneguchi, H., Thiele, I.: Simulation of belt system dynamics using a multi-body approach, 10. Tagung Zahnriemengetriebe am Institut fuer Feinwerktechnik der TU Dresden, 13./14.9.2005
(6)AVL: Tycon User’s guide H(2005)
(7)Sauer, B.: Stationaere Schwingungen von Keilriemengetrieben im Frequenzbereich bis 240 Hz, VDI-Fortschrittsbericht, Nr. 160, VDI-Verlag, Duesseldorf (1988)

著者(所属)

髙岸 広(栃木研究所)、米口 宏(栃木研究所)、坂本 大智(栃木研究所)、長久保 篤史(株式会社ピーエスジー)

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