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Technical Review e-Book 論文要旨

新型NSX用3.5 L V型6気筒過給エンジンの開発

Honda R&D Technical Review Vol.29 No.2 収録

要旨

新型NSXのコンセプトである高い運動性能を実現するための出力性能と,時代背景に見合った環境性能を両立するため,新骨格の3.5 L V型6気筒過給エンジンを開発した.高出力と高熱効率を両立するため,筒内直噴と高タンブルポートを用いて燃焼を最適化し,左右各バンク独立のツイン過給システムや,筒内直噴とポート噴射を併用する燃料供給システムを採用した.車両運動性能の向上を目的としてパワートレインの軽量,コンパクト化と低重心化を図った.また,高出力化に対応し,スポーツ走行にも耐えうる冷却性能や骨格信頼性を確保するため,鉄溶射シリンダボアやドライサンプ潤滑システム,3ピースウォータジャケット,スイングアーム式動弁機構,リダクションチェーン駆動方式を採用した.
この結果,最高出力は373 kW(500 HP),最大トルクは550 Nmを2000 rpmから6000 rpmまでの広範囲で発生すると同時に,欧州Euro6bおよびUS ULEV125に適合した.

参考文献

(1) Furumata, S., Kakinuma, T., Tochiki, H.:Development of New 3.5 L V6 Turbocharged Gasoline Direct Injection Engine, SAE Technical Paper, 2016-01-1012, (2016)
(2) 柿沼隆,都知木博一,古俣誠二,舟根匠:新型3.5L V6直噴ターボエンジンの開発,自動車技術会 2016年秋季大会 学術講演会講演予稿集,No. 1-125, p. 700-705, (2016)
(3) 中野弘二,和田裕介,城野実考,成廣繁:新型直列4気筒ガソリン直噴過給ダウンサイジングエンジン,Honda R&D Technical Review, Vol. 28, No. 1, p. 133-139

著者(所属)

舟根 匠(四輪R&Dセンター)、古俣 誠二(四輪R&Dセンター)、柿沼 隆(四輪R&Dセンター)、都知木 博一(四輪R&Dセンター)

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