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Technical Review e-Book 論文要旨

第2世代NSX用縦置き9速デュアル・クラッチ・トランスミッション

Honda R&D Technical Review Vol.29 No.1  収録

要旨

新時代のスーパースポーツにふさわしいデザインフォルムと加速性能,運動性能の実現に加え,市街地や高速道路でのスムーズで快適な走りを創出するために,世界初の縦置き9速デュアル・クラッチ・トランスミッションを第2世代NSX用に開発した.1速ギヤのシフト機構廃止と変速ギヤの共用化により,これらを適用しない場合に対して全長を120 mm短縮し,他社スーパースポーツの7速デュアル・クラッチ・トランスミッションに対して35 mm短いリヤオーバハングを達成した.高出力化の対応として,クラッチ室,ギヤ室それぞれに最適なオイルを適用し,高容量デュアル・ウェット・クラッチと高強度ギヤ材および高強度ケース材の採用により,550 Nmの高容量化を達成した.また,サーキットなどの高負荷走行に対応するために,クラッチ室とギヤ室それぞれの冷却,潤滑システムを4基の熱交換器とクラッチを完全に覆うバッフルカバーにより最適化した.さらに,各変速段のギヤレシオの最適化とシフトフォークの高剛性化および2速から5速へのダブルコーンシンクロナイザの採用により,高速クルーズでの静粛性を保ちながら高い変速応答性を実現した.

参考文献

(1) 高橋広一,漆原圭輔:第2世代NSX用の高出力に貢献するハイブリッドシステムの熱マネージメント,Honda R&D Technical Review, Vol. 28, No. 2, p. 73-78
(2) 河合則和,太田浩司,政岡泰行,小西弘順,小林平典:SPORT HYBRID i-DCD用7速デュアルクラッチトランスミッションの開発,Honda R&D Technical Review, Vol. 26, No. 1, p. 27-32

著者(所属)

栗原 大(四輪R&Dセンター)、上野 隆雄(四輪R&Dセンター)、野田 辰也(四輪R&Dセンター)、片岡 隆平(四輪R&Dセンター)、加茂 俊二(四輪R&Dセンター)、武藤 彰男(四輪R&Dセンター)

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